喪中のとき、年賀状ならば事前に喪中はがきを送りますが、年賀メールをやり取りしている相手にはどのように対応すればよいのでしょうか。
相手から年賀メールが送られてきたときの返信・文例も合わせてお伝えします。
喪中のときに年賀メールは送る?
喪中期間中は、メールでも新年の挨拶は控えるようにするのが一般的です。
喪中はがきのように、事前に喪中であること、新年の挨拶メールの送信は遠慮することをメールで伝えておきましょう。
LINEや、フェイスブックなどのSNSでも同様です。
喪中はがきというのは、ざっくり言うと、
「近しい人が亡くなったので、年が明けたからといっておめでとう という気持ちになれません。
なので、こちらこらは新年の挨拶=年賀状を送ることができません、礼を欠いてゴメンなさい」
というものです。
喪中だから年賀状を送らないでください、というものではないですし、
「喪中の相手に年賀状を送ってはいけない」というわけでもありません。
ですが、年賀状を送ってしまった後に喪中であることを知ると、気まずく感じるもの。
年賀メールも同様です。
年が開ける前に喪中であること・年賀メールを送ることができないことを伝えた方が良いでしょう。
喪中のとき 年賀メールがきたら返信はどうする?
喪中期間に年賀メールを受け取ったら、以下のような対応の仕方があります。
- 寒中見舞いとして8日以降に返信
- いつも通り、即返信
- おめでたい言葉を使わずに即返信
寒中見舞いとして返信すると日数が開いてしまいますが、はがきでのやり取りでは一般的なやり方です。
なんで返信がこないんだろう?と相手がモヤモヤしそう・8日より前に会う予定がある等の場合は、8日まで待たずに返信するのがおすすめ。
あけましておめでとう、という言葉を使うのに抵抗がなく、後々、相手に喪中期間であったことを知られることがないのであれば、いつも通りの年賀メールを送っても差し支えありません。
おめでたい言葉をつかう気持ちになれないならば、「今年もよろしく」のメッセージだけ返信すると良いでしょう。
相手の「明けましておめでとう!」の言葉に、すぐ「喪中につき〜」と返すと、相手は気まずく感じる可能性大。
なので、基本的に喪中であることを書く必要はありません。
喪中のときのメールの文例は?
文の最初で、喪中であることを伝えます。
「喪中のため、新年のご挨拶はご遠慮させていただきます。」
「喪中につき、新年のご挨拶を差し控えさせていただきます。」
喪中はがきの場合、何かしらの理由がない限りは誰の喪に服しているのかを記載しますが、メールの場合は、書いても書かなくてもどちらでも良いでしょう。
最後は
「今年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願いします。」
「良いお年をお迎えください。」
などの言葉で締めます。
メールやLINEでやり取りするような相手ならば、堅苦しい文章でなくても大丈夫です。
ですが、絵文字・顔文字・デコレーションはできる限り使わない方が良いでしょう。
まとめ
喪中のはがきは、11月中旬から12月上旬、遅くとも年賀状の受付が開始する15日より前に出すようにします。
メールやLINE、SNSの場合は、あまり早くに伝えても、相手が忘れてしまうことがかんがえられます。
12月下旬、クリスマスが終わった頃から30日までに送るようにするのがおすすめです。