惰性で出している年賀状をそろそろやめたい!
年賀状のやめ方や、やめるタイミング・文例をご紹介します。
年賀状をやめたいけど、どうやってやめればいい?
年賀状のやめ方には、大きく分けて2パターンあります。
一つは、フェードアウトするパターン。もう一つは、すっぱりやめるパターンです。
送られてきたら返すようにするのが、フェードアウトするパターン。
向こうから年賀状が送られてきてもすぐに対応せず、消印がつく1月8日以降に出すようにします。
寒中見舞いとして出しても良いでしょう。
相手が察してくれれば、翌年からは年賀状が届かなくなります。
すっぱりやめるならば、年賀状ではなく、寒中見舞いに「翌年以降の年賀状をやめます」と書きましょう。
年賀状に書くと、新年早々寂しい気持ちになる・自然消滅のほうがまだマシだと感じる人もいます。
1月8日以降、寒中見舞いで年賀状をやめる旨を伝えましょう。
気をつかう相手・目上の相手に年賀状の辞退を伝える場合は、年賀状の受付がスタートする前の12月初旬までにハガキで報告するとスマートです。
年賀状をやめるタイミングは?
会社のみの付き合いの人は、部署移動した・会社をやめた等をきっかけに、すぐに年賀状のやり取りをやめてしまう人が多いです。
友達では、2年ほど会わない・連絡を取らない相手ならば切ってしまう人も。
関係を切りたくない、だけど年賀状は面倒臭い、という場合は、メールやLINEでやり取りするのも一つの方法です。
高齢になったからやめる、という人も。私の祖父母はどちらも年賀状をやめています。
特に理由がなくても、自分がやめたいと思った時がやめるタイミング。
会社の上司や先輩には形だけでも年賀状を出しておいたほうが無難ですが、普段会う友達には「今年から年賀状なしにするね」と直接言ってみては。
けっこう、相手も面倒に感じていたり、メールで済ませたいと思っていたりすることが多いものです。
年賀状をやめるときの文例は?
「寒中お見舞い申し上げます。
この度は、ご丁寧な年賀状を頂きましてありがとうございました。
突然ではございますが、本年をもって、どなた様にも年始のご挨拶を控えさせて頂く事に致しました。
誠に勝手ではございますが、今後も変わらぬお付き合いをよろしくお願い致します。」
年賀状のみのお付き合いだった相手には、文末を以下のように変えます。
「今後もお元気でお過ごしくださいますよう、お祈り申し上げます。」
高齢を理由にやめる場合は、冒頭に
「寄る年波を感じるに至り〜」と付け加えても良いでしょう。
手書きで書いたほうが、より丁寧になります。
まとめ
はっきりと年賀状交換を断られるよりも、自然消滅したほうが後味があまり悪くない、と考える人が多いです。
まずは、年賀状をもらった人にだけ寒中見舞いを出すようにし、数年かけて数を減らしてから断りの寒中見舞いを送ることをオススメします。