年が明ける前に友達から喪中葉書を受け取り、その返事として寒中見舞いを書く時は、どんな風に書けば良いのでしょうか。
お悔やみの言葉や、私が実際に送った時の文例をお伝えします。
寒中見舞いを喪中の友達に出す時
寒中見舞いは季節の挨拶状。
喪中のはがきが来たからといって、寒中見舞いで返事を出さなければいけないという決まりはありません。
ですが、
・遠くにいるなどの理由で友達に直接会うのが難しい
・友達にとって近しい人が亡くなり、はがきで元気づけたい
・喪中はがきではじめて亡くなったことを知った
という時は、寒中見舞いを送ることで友達はきっと喜ぶはず。
親しい友達であれば、あまり形式にとらわれる必要はありません。
家族を亡くして悲しんでいる友達に、少しでも元気を出してほしい、という気持ちを込めて、自分の言葉で書きましょう。
寒中見舞いのデザインについても、喪中の相手にはあまり派手なデザインにしないのが一般的。
ですが、友達の好きな色・好きな花などがあれば、寒中見舞いのデザインに用いても良いでしょう。
さすがに干支や日の出などのおめでたいものはNGですが、友達を想って選んだならば、多少明るいデザインでもOKです。
寒中見舞いのお悔やみの文例は?
お悔やみの文例は探せばいくらでも出てきますが、親しい友達宛にはどれも堅苦しいものばかり。
とはいえ、親しき中にも礼儀あり。砕けすぎても良くありません。
前後の文が砕けた感じでも、お悔やみの一文は、ややかしこまった文体で書くことをお勧めします。
私は、親友のお母さんが亡くなった時には
「お母さんがご逝去されたと聞き、驚きました。遅ればせながらお悔やみ申し上げます。」
と書きました。
(調べてもしっくりくる文章が無かったので、これでもかなり頭を悩ませて考えました(;^_^A)
中には「寒中見舞いは季節の挨拶状だから、お悔やみの言葉はいらない」という情報も。
でも、喪中はがきで訃報を知ったのに、それに触れないのってどうなの??
と疑問に感じたので、あえてお悔やみの言葉を入れました。
亡くなった方の事について、一切触れずに書くこともできなくはありませんが、一言でもお悔やみを伝えるのが自然です。
寒中見舞い 喪中の文例〜友達宛
寒中見舞いは、一般的には季節の挨拶と近況報告がメイン。
ですが、喪中の友達には「元気出して!」と伝えるのがメインといえます。
ポイントとしては、
まず初めに「寒中見舞い申し上げます」の定型の挨拶
お悔やみのことばを入れる
いつでも連絡してね・また遊ぼうね
など友達ならではの一言
の3つ。
「寒中見舞い申し上げます」と「お悔やみのことば」を外さなければ、あとは基本的に自由です。
わたしの場合は、以下のような文章にしました。
「寒中見舞い申し上げます
寒いけど風邪ひいてない?
お母さんがご逝去されたと聞き、驚きました。遅ればせながらお悔やみ申し上げます。
何かと忙しいとは思うけど、時間ができた時にはいつでも連絡してね。
また遊ぼうね!」
お悔やみのことば以外にも何か声をかけたい気持ちはありました。
でも、あまりクドくなっても良くないかな?会った時に直接話したほうがいいかな、と考えて、上記のようにしました。
まとめ
寒中見舞いが届くだけでも、あなたの気遣いに友達は喜んでくれます。
友達にかけたい言葉はたくさんあるかとは思いますが、手紙にする時にはできるだけ簡潔にまとめましょう。