湿気がたまりやすい押入れ。ひどいとカビてしまうこともあります。
押入れを効果的に除湿するには、どうすればよいのでしょうか。
押入れ内の布団の上手な収納方法もお伝えします。
押入れの除湿方法は?
一番除湿の効果が高いのは、押し入れ用の小型除湿機を押入れに入れて使う方法です。
お値段は1万円しないものから何万円とするものまで幅広くあります。
一度使ってみると、「こんなに湿気が貯まってたの!?」
とビックリされるかもしれません。
押入れに湿度計を付けておき、湿度が高くなったら除湿機を使いましょう。
ダニ・カビは湿度が50%を超えると繁殖をはじめます。
60%以上になると一気に繁殖力が増すので、50%未満の湿度を保つようにすると
押入れのダニ・カビ対策に効果的です。
扇風機だけで湿気を追い出すのは限界がありますが、
除湿機を使って湿気が取れてから使うと換気ができるので
併用するといいでしょう。
押入れの除湿剤の効果ってあるの?
除湿機に比べると除湿能力が劣るものの、除湿剤も湿気を吸収してくれます。
除湿剤を使ってもどことなく湿っぽかったり、カビが生えたりしている場合は除湿剤では間に合っていないということなので、小型の除湿機の購入を考えてみたほうがいいでしょう。
アパートに住んでいた頃、最初は除湿剤だけで押入れの中を除湿していたのですが、
除湿剤はまだ使える状態(水が貯まる余地がある)なのに布団はシットリ、
押入れの角にはカビが!ということがありました。
古い建物だったので、押入れに限らずアパート全体が湿気でジメジメ・・・という感じでした。
こういう状況では、除湿機なしでは厳しいです。
ちなみに、現在はウォークインクローゼットに除湿剤のみ置いていますが、
湿り気ゼロでカラっとしています。
布団を押入れにしまっている場合の除湿方法は?
湿気は空気よりも重く、下にたまります。なので、布団は出し入れを考えると下段にしまいたいところですが、湿気のことを考えるならば上段にしまうようにしましょう。
下段に収納する場合は、すのこを床と壁面に敷いて、布団が直接床や壁に接しないようにすることで通気性がよくなり、湿気・カビ予防になります。
また、定期的に布団を干すか、布団乾燥機を使って湿気をとばすようにしておきましょう。
まとめ
そこまで湿度が高くない環境であれば、新聞紙を丸めて押入れの中に入れておくだけでも除湿効果があります。
新聞紙が湿気を吸って、しっとりしたら取替え時です。
一度カビが生えてしまったら厄介なので、梅雨時は特に湿気対策を念入りにしておきたいですね。