立山黒部アルペンルート名物の雪の壁、「雪の大谷」。
一番高いときには20メートルに迫る高さになり、迫力満点です。
混雑具合とアクセス方法、旅行する際のおすすめの服装をお伝えします。
立山黒部アルペンルート 雪の大谷の混雑具合は?
4月の中旬からスタートする、雪の大谷ウォークイベント。
4月は平日でも混雑していることがありますが、
5月以降は平日は比較的空いていて、
雪の大谷へ向かうためのケーブルカーやバスに少ない待ち時間で乗ることができます。
シーズン初めが壁が一番高く美しいので、ポスターのイメージどおりの大谷を見たいのであれば
混雑覚悟で行くしかありません。
とくにゴールデンウィークの混雑が激しく、雪の大谷がある室堂へ行くためのケーブルカーやバスは数時間待ちになる可能性も。
行きの立山駅~室堂方面は9時~11時頃、
帰りの室堂~立山方面は13時~15時頃が混雑する時間帯なので、
この時間帯をずらして行動するようにしましょう。
立山駅まで車で行く場合は、朝8時頃に到着しないと駅から遠くの駐車場しか空いていないことがあります。
無料駐車場は約900台、混雑時には臨時駐車場に約500台停めることができます。
一番近い駐車場で駅まで100メートル、遠いと800メートル近く離れることになります。
富山から立山駅に向かう道路の途中にある「あるぺん村」に車を停めることもできます。
立山室道直行バスも出ていますし、軽く食事をしたり、お土産を買うこともできます。
雪の大谷へのアクセス方法は?
立山駅からケーブルカーと高原バスを乗り継いで行くか、
立山駅からの臨時の直通バスで行くことができます。
雪の大谷へのマイカー乗り入れは禁止なので、立山駅やあるぺん村などに車を停めて、ケーブルカーやバスにて雪の大谷に向かうことになります。
室堂バスターミナルからは、いよいよ雪の壁を見上げながら歩くことになります。
雪の大谷は約500メートルほどで、行きは15分、帰りは上りのため20分ほどかかります。
雪の大谷に行く時の服装は?
雪の大谷を歩ける期間中は、最高でも10度ほどまでしか気温が上がりません。
真冬の装いが基本ですが、晴れると汗ばむこともあるので、
状況にあわせて体温調節しやすい格好がおすすめです。
手袋・マフラー・カイロ・帽子なども上手に使うようにしましょう。
路面の状態も、天候によって大きく変ります。
お天気がよければスニーカーでも大丈夫なことがありますが、
うっかり濡らしてしまうと大変です。
雪に埋もれていることも考えて、防水された長靴やトレッキングシューズなどがおすすめです。
また、晴れていると紫外線が強いので、日焼け止めを塗り、さらにサングラスをするといいでしょう。
まとめ
圧巻の景色を楽しむことができるのはもちろん、雪の大谷の壁にメッセージを残すことができたり、
立山連峰を一望できる「パノラマロード」など、楽しめるポイントがたくさんあります。
時間に余裕をもって、寒さ対策を万全にしてお出かけくださいね。