もしものときのために備えておきたい「非常食」。
飢えをしのぐためのもの、というイメージですが、どうせなら美味しいものを選びたいですよね。
おすすめの非常食と、どれくらい用意しておけばいいのかをお伝えします。
おいしい非常食には何がある?
まず、非常食というと「特別なもの」という感覚があるかもしれませんが、
日常生活で食べているものを買い置きするだけでも十分だったりします。
非常食と名前がついているものでも
ほとんどが5年ほどの賞味期限ですし、お値段も高め。
うっかりしていると賞味期限を過ぎてしまうこともあります。
それならば、普段の生活でも食べるような
缶詰やレトルト食品をを多めに買っておくほうがリーズナブルですし、
食べたらまた買い足していけば
いざというときに賞味期限切れを避けることができます。
災害時、不安な中で食べることになる非常食ですから、
食べ慣れているものを食べるのが安心感につながります。
主食としては、パンの缶詰がオススメです。
非常食と聞いて多くの人が思い浮かべるカンパンは、
いまいち美味しくない上にパサパサしているので喉が渇いてしまいます。
災害時に水は非常に貴重なものとなりますので、
喉の渇くものは避けたいところ。
カンパンのようなビスケットではなく、「缶に入ったパン」ならば
缶詰と思えないくらいしっとり・柔らかいものが増えています。
メープル・チョコ味など甘いものもあるので、おやつ感覚で食べることもできます。
賞味期限は3~5年ほどが主流です。
ご飯ならば、有名なアルファ米がおすすめです。
白米だけでなく、五目ごはん、カレーなど味の種類が豊富なのも魅力。
お湯・または水をかけるだけで食べることができますが、
やはりお湯をかけたほうが美味しくいただけます。
ネット通販や登山用品店・アウトドア用品店で購入することができます。
特別な非常食がなくてもコンロがあればなんとかなる!
カセットコンロがあれば、ほぼ普段どおりの食事をすることができます。
カップラーメン、味噌汁、スープはもちろん、お米を炊くこともできます。
被災経験者のアドバイスでも、コンロの重要性はよく耳にするところです。
災害時、あたたかいものは心を癒してくれますので
カセットコンロは備えておいたほうがいいでしょう。
非常食はどのくらい備えておけばいい?
一般的には、水と同じで最低限、3日分くらいの量を備えておくのがよいでしょう。
(ちなみに、水は1日1人3リットルが目安です。)
ただし、不安な状況下では、食べることでストレスの解消になることもあります。
保存場所に余裕があるのならば、
1週間~10日分くらいの食べ物を備えておいてもいいかもしれません。
まとめ
賞味期限が長めのお菓子も非常食として使えます。
ただし、たくさん買い置きしておくとお腹が減ったときに
つい食べてしまいがちなのが難点ですが^^;
賞味期限が近づいたら食べること、万が一の事態のときに気分を紛らわすためにも、
自分の好みに合った、美味しい非常食を準備しておきたいですね。