赤ちゃんが風邪をひいてしまった場合、服や靴下はどうすればよいのでしょうか。
どれくらい温めればいいのか、布団や室温はどうすればいいのか?
病院や救急に行く目安など、基本的な情報をお伝えします。
赤ちゃんが風邪をひいたときの服装は?
赤ちゃんの手足がまだ冷たい場合は、これから熱が上がる前兆であることが多いです。
既に熱がある場合は、まだ熱が上がりきっていないということです。
そういうときは、服を1枚多く着せてあげたり、靴下を履かせて保温してあげるようにしましょう。
布団を1枚多くかける・厚手のものにするのも有効です。
(夏ならばタオルケット、冬ならば毛布を追加するなど)
熱が上がりきると、手足が熱くなり、顔も赤くなってきます。
そうなったら、薄着にして布団も薄手のものに変えましょう。
汗をかいたら、起きたときに拭いてあげたり着替えさせて上げましょう。
衣類や布団だけでなく、室内で調節することも大切です。
室温22~23度、湿度は60~70%くらいが理想です。
赤ちゃんが風邪のとき病院にいく目安は?
熱がなくても、鼻水や咳がひどいなら小児科を受診したほうがよいでしょう。
とくに、月齢が低ければ低いほど容態が急変することもあります。
機嫌がよく、食欲がある場合は様子をみてもいいかもしれません。
基本的には自己判断せずに早めの受診をオススメしますが、
風邪が流行っているときに下手に病院にいくと、
悪化したり、親まで風邪をひいてしまうことがあります。
判断に迷った場合は、電話で病院に相談してから
行くかどうかを決めてもよいでしょう。
赤ちゃんの風邪 救急に行くかどうかはどう判断する?
子どもは休日や夜間に具合が悪くなることも多いものです。
小児科の受診時間が終わると救急に頼ることになりますが、
翌朝まで待つか、救急に連れて行くかの判断は難しいものです。
水分が十分にとれている・機嫌がいい・よく眠っているようであれば
様子をみて大丈夫かとは思いますが、
迷った場合は、「小児救急電話相談事業」に電話して聞いてみましょう。
「♯8000」をプッシュすると、お住まいの地域の相談窓口につながり、
医療従事者からのアドバイスを受けることができます。
(相談実施時間は地域によって異なります。)
まとめ
小さいうちによく風邪をひく子でも、成長すれば抵抗力がついてきます。
風邪をひいたり熱を出したりすると心配になりますが、
まずは落ち着いて、適切な対応をとるようにしたいものですね。