お墓参り

お墓の花は、仏花として売られているもの以外をお供えしてもいいのでしょうか。
花の供え方・長持ちさせる方法も合わせてお伝えします。

お墓に備える花の選び方は?

お墓に備える花に特にタブーはなく、基本的にどんな花でもOKです。

臭いがきつい・棘がある・毒がある花などは避けるようにいわれることがありますが、タブーというわけではありません。

バラの花が供えられていることも珍しくはありません。

仏花として売られている花の菊やユリ、蓮に限らず、故人が好きだったお花・故人が喜んでくれそうなお花を選んでもいいでしょう。

お庭に咲いている季節の花をつんでお供えするのも素敵ですね。

また、生花はすぐに枯れてしまうということで、造花をお供えする人も増えてきています。

生花と違って虫が湧くことがなおので、経済的にも衛生的にも重宝されています。

造花を良しとしないひともいるので、親族、とくに年長者には要相談ですが、造花をお供えすること自体はNGではありません。

本物そっくりの、ぱっと見は生花に見える造花もあります。

造花でも、日光に当たったり雨に濡れたりしていくうちに色が褪せてきます。その際は、あたらしいものに取り替えましょう。

ちなみに、実家のお墓はロッカータイプのお墓なのですが、そこにはプリザーブドフラワーのアレンジメントをお供えしています^ ^

お墓の花の供え方は?

花をお供えする時は、花がお参りする人の方に向くようにします。
花立ては通常、左右にあるのでそれぞれにバランスよく挿しましょう。

生けかたにはとくに決まりはなく、自分が綺麗だと思うように生ければOK。

花立てに対して茎が長すぎる場合は切り、花立てはブラシで洗って綺麗にして、水をたっぷりと入れます。

洋式のお墓で花立てがない場合は、花を寝かせてお供えします。

お墓の花を長持ちさせる方法は?

新鮮な花を選ぶ
お花が新しくいきいきしているもの、開ききっていないものを選びましょう。

花の切り口をライターなどで焼く
バクテリアの繁殖をおさえ、吸水をよくします。

10円玉1枚を入れておく
銅を入れておくと水が腐りにくくなります。

水に葉っぱが浸からないようにする
水に浸かっている葉っぱが一番に痛み、腐っていきます。茎の下の方の葉っぱは取り除いてから花立てにお供えしましょう。

水に溶かすだけで切り花の持ちを良くする栄養剤もあります。

さいごに

毎日お花を管理できればそれが一番ですが、なかなか難しいもの。

お花によって長持ちさせるコツが違うことがあるので、お花屋さんに聞いてみることをオススメします。

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