薬と酒

お酒を飲んだ何時間後から薬を飲んでもいいの?知っておきたい副作用と、うっかりお酒を飲んだ後に薬を飲んで大変なことになった体験談をお伝えします(;^_^A

お酒を飲んだ何時間後なら薬を飲んでOK?

年齢や体質・体重により差がありますが、体からアルコールがなくなるのにかかる時間は、ビール中ジョッキ(500ml)で男性は平均3時間、女性は平均4時間かかるといわれています。

体からアルコールがなくなるまでの3時間内(女性なら4時間内)は、アルコールと薬を同時に飲んだ時と同じくらいの危険性が。

最低でも、男性なら飲酒の前後3時間、女性なら4時間以上は薬の服用を避けるようにします。

とはいえ、基本的に薬の服用中は飲酒は厳禁。

体内にアルコールが残っている1〜2日間は風邪薬や花粉症治療薬、鎮痛薬、睡眠薬などすべての薬の服用に影響があると考え、薬を飲んだらお酒を飲まない、お酒を飲んでしまったら薬をのまない、を徹底しましょう

どうしても出なければいけない飲み会では、ソフトドリンクでお付き合いするようにしましょう。

それも難しい場合は、医師や薬剤師に相談して、処方された薬を服用中の飲酒は可能なのかかどうかを聞いてからにしましょう。

お酒と薬による副作用にはどんなものがある?

頭痛・生理痛・歯痛など、痛みを抑えてくれる「解熱鎮痛薬」とアルコールを併用すると、胃や腸が荒れてしまいます。吐き気や動悸を引き起こすことも。

また、風邪薬に含まれる抗ヒスタミン薬には、眠くなるものが多くあります。

ちょっと眠い、どころではなく異様な眠さなので、判断力の低下につながります。

アルコールを接種することで、その薬がもつ副作用がでる可能性が高くなることがありますし、薬の効果が強くなったり、逆に弱くなったりすることがあります。

どんな副作用がどれくらいの強さで出るかは、薬の種類や量、その人の体質などによって変わります。

ひどいと、我慢できないくらい体調が悪化したり、気絶することもあるので十分に気をつけましょう。

お酒を飲んだ後に薬を服用した危険体験レポ

全ては、腰痛の薬(ロキソニン)を服用する前に、ビールをコップ1杯飲んでしまったことから始まりました。

手の指先がピリピリしだして、何かおかしいぞ?と思っていたら、足の指先も同じようにピリピリ。

かゆみ止めを塗ったのがよくなかったのかと思い、洗い流そうとシャワーを浴びたところ、めまい・目の充血・蕁麻疹が起こり、顔は血の気が引いて真っ青に。

顔は青いのに目は真っ赤・・・まるでゾンビのような状態です(;´Д`)

ただ事ではないと感じ、家族に報告。夜間救急病院に運んでもらいました。

病院に向かう途中にはめまいがやや落ち着いたのですが、蕁麻疹による全身のかゆみに苦しめられました。

看護師さん・お医者さんも「この症状はマズイ」と思ったのか、急いで処置をしてくれました。

ステロイドの点滴を打つと、ようやく蕁麻疹がおさまりました。

まとめ

全く同じ薬を飲んで、全く同じ量のビールを飲んだとしても、何ともない人もいれば、眠くなる人・意識障害を起こす人など体質によって変わってきます。

私は、ひどい目にあってから、よっぽどのことがない限りお酒を飲むのをヤメにしました(;^_^A

どこかしら体調が悪くて薬を飲んでいるわけですので、体の調子が元に戻るまではアルコールの摂取は控えましょう。

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