気持ちよさそうにおよぐ姿を見ると、
飾った甲斐があったな~と感じるこいのぼり。
この鯉のぼり、「毎日しまう派」と「出しっぱなし派」がいますが、
どちらがいいのでしょうか。
それぞれの意見をまとめてみました。
鯉のぼりは毎日しまう方がいいの?
毎日しまう派の意見として、
- 夜露に濡れると痛む
- 夜、風になびくと音が気になる
- 夜の鯉のぼりは不気味
というものがあります。
最近では濡れても大丈夫な素材で作られていたり、
色が落ちにくいように処理されていることが多いですが、
乾くと汚れが目立つようになることがあります。
濡れる→紫外線にあてる を繰り返していくと
いくら色が落ちにくく処理されていても、色あせや痛みが早くなります。
また、日中は生活音に紛れてあまり気になりませんが、
夜、静かになると鯉のぼりがバタバタなびく音がうるさく感じることがあります。
ポールの先のカラカラ回る飾り、「矢車」も、風の強さによってはけっこうな音がします。
風の対策だけを考えるなら、矢車を固定してしまって、
鯉のぼりを紐などでくくればOKです。
ただ、強風になってから鯉のぼりを仕舞おうとするのには注意が必要です。
風にあおられた鯉のぼりにはかなりの力がかかりますので、
強風注意報が出ていたり、風が強くなってきたと感じたら
早めにしまっておきましょう。
最悪、鯉のぼりが飛んでいってしまうことがあります。
「夜の鯉のぼりは不気味」に関しては、気にしなければ何ともないのですが、
いわれてみれば、鯉のぼりが大きければ大きいほど
ちょっと怖いかも?ですね^^;
鯉のぼりは出しっぱなしじゃダメ?
一方の「出しっぱなし派」さんですが、
- 本当にずっと出しっぱなし
- 1年目(新品のとき)だけしまっていた
- 雨の日と風の強い日はしまう
と、「出しっぱなし」にも色々あるようです。
- 大きすぎて、毎日出し入れするのは無理
- ベランダ用の小さなものだから、そこまで気を使わない
など、状況も様々。
やはり、毎日しまうのと比べて痛みやすく、
雨の日も風の日もかまわず出しておくとすぐにボロボロになってしまうようです。
どうしても出し入れするのがムリ・面倒で
これから鯉のぼりを準備するという場合は、
買い替え覚悟で、はじめから安価なものを買って
出しっぱなしにしておくのも1つの手かもしれません。
まとめ
今では、鯉のぼりというと晴れの日の青空に泳ぐ姿をイメージしますが、
本来は雨の日にあげるもの、という話もあります。
旧暦の5月は梅雨の時期ですから、晴れでも雨でもかまわず飾っていたと考えられます。
ですが、長くキレイに飾りたいのであれば、
毎日とはいわなくても、雨の日と風の日はしまったほうがよさそうですね。