2016年のインフルエンザ流行時期はいつ?ピークは?
流行の型や症状を知っておき、予防に努めましょう!
インフルエンザ2016の流行時期は?
2015〜2016年のインフルエンザは、2016年の1月15日に全国的にシーズンに入ったと発表されました。
全国約五千の定点医療機関で、一週間のインフルエンザの患者数が1医療機関あたり1人を上回ると、流行開始と判断されます。
昨シーズンよりも、一ヶ月ほど遅れての流行入りとなりました。
ピークは、1月下旬から2月の頭とみられていますが、2月の下旬にずれ込むことも十分に考えられます。
まだ予防接種を受けていない方は、今からでもうちに行くことをオススメします。
手洗いやうがいなど、基本的な予防も忘れずにしたいですね。
ちなみに、9年前の2006年〜2007年にも年明けに流行し、その時は1月から2月はA型、2月下旬からはB型が流行しました。
インフルエンザ2016年の型は?
これまでに検出されたウイルスは、AH3亜型(A香港型)が6割を占め、あとはH1N1(2009年に新型として流行したインフルエンザ)と、B型が同じ割合ということです。
H1N1は、今では通常の季節性インフルエンザとして取り扱われています。
A香港型の症状としては、
急な発熱
鼻水
咳・喉の痛み
関節痛
頭痛
などが代表的ですが、微熱程度で終わる人、鼻水だけの人…もいます。
B型も、A型とほぼ同じような症状が出ますが、気管支系や、胃などの消化器官系に炎症を起こしやすい傾向にあるといわれています。
インフルエンザの流行が遅いとどうなる?
流行が遅くなったからといって、流行の規模が小さくなるわけではありません。
上にも書いたように、1月から2月いっぱいは警戒が必要です。
遅く流行った遅く流行った9年前は、1月から2月下旬まで流行り、3月、4月にはピークは過ぎるものの発症がみられる、といった経過でした。
2015〜2016は暖冬で、ようやく冬らしい冷え込みになってきたタイミングでのインフルエンザの流行。
インフルエンザとともに、通常の風邪対策もしっかり行いたいですね。
まとめ
2015〜2016年は、暖冬の影響もあって9年ぶりに年が明けてからの流行開始となりました。
1月現在、A香港型が6割で、症状としては、季節性インフルエンザ同様、普通の風邪の症状に加えて、熱が急に高くなるのが特徴です。
手洗いやうがいをしっかりとし、まだインフルエンザワクチンを接種していないならば、今からでも遅くないので打っておくことをオススメします。