妊娠中だと、何をするにも赤ちゃんに影響はないか?と不安になりますよね。
インフルエンザの予防接種はどうなのでしょうか。
妊娠初期でも受けてよいのか、赤ちゃんの影響はどう考えられているのか、受けるとしたら時期や費用は?
などについてお伝えしていきます。
インフルエンザの予防接種は妊婦でも受けて大丈夫?
インフルエンザの予防接種は、妊娠中でも受けることができます。
インフルエンザワクチンは不活化ワクチン。
生きたウイルスや細菌の毒性を弱めたものを打つ生ワクチンとは違い、免疫力をつけるための成分だけを取り出しているので、大きな副作用は起こらないとされています。
一般的に、妊娠初期、中期、後期にかかわらず、どのタイミングで予防接種しても安全とされています。
妊娠初期にインフルエンザワクチンの接種を受けたことによって、流産や先天異常の発生リスクが高くなったという報告は現在のところありません。
むしろ、予防接種をせずにインフルエンザにかかって重症化すると、様々なリスクが。
私は、上の子の時は妊娠12週、下の子の時は17週のときに通院していた産婦人科でインフルエンザの予防接種を受けました。
妊娠12週は妊娠初期にあたります。
ネットや雑誌で「昔は妊娠初期の予防接種を避けていた」(今でも避ける病院がある)と目にしてはいましたが、私の通っていた産婦人科の先生や看護師さんは積極的に打つことを勧めていたので、注射してもらいました。
予防接種のおかげか、インフルエンザにかからずにすみました。(生まれたこどもも元気いっぱいです。)
インフルエンザ予防接種 妊娠中の接種時期や回数は?
インフルエンザは例年11月~4月にかけて流行します。
インフルエンザ予防接種の効果は、接種後2週間目くらいから4ヶ月までなので、流行のピークに合わせるのであれば11月上旬には接種しておきたいところです。
13才未満のこどもは2回の接種が必要ですが、13歳以上でも2回接種した方が効果が高いというデータも。
大人でも2回接種できないか、相談してみるとよさそうです
。
ちなみに、2回接種の場合は1回目を打ってから2~4週間あけて2回目を打つ必要があり、効果を高めるには4週あけた方が良いとされています。
早くて10月中旬に、遅くとも11月初旬から中旬には1回目を済ませておきたいですね。
私の場合は、どちらの妊娠時も11月中旬頃に接種したと記憶しています。(接種回数は1回。)
インフルエンザの予防接種 妊婦の料金は?
インフルエンザの予防接種は自己負担なので、病院によって価格が違います。
安いところで2,000円台、高いところで4,000円台。
3,000円台の病院が多い印象です。
インフルエンザの予防接種代は、残念ながら医療費控除の対象にはなりません。
インフルエンザ予防接種~妊婦の場合まとめ
インフルエンザの予防接種は妊娠週数に関係なく予防接種をしても問題ないとされています。
妊娠初期の妊婦さんも、妊娠希望の方や、妊娠している可能性がある方も、インフルエンザにかからないように、かかっても軽く済むように、かかりつけの病院で相談されたうえでワクチンの接種を検討されることをオススメします。