ハムスターの冬眠

ハムスターが動かないんだけど、これって冬眠しているの?それとも…(´・ω・` )

冬眠かどうかの見分け方と起こし方、冬眠させないための対策をお伝えします。

ハムスターが冬眠しているかどうかの見分け方は?

ハムスターは、気温が低い(目安としてゴールデン10度以下・ジャンガリアン5度以下)、日照時間が2時間以下、栄養不足、ストレスなど、様々なことが原因で疑似冬眠することがわかっています。

まず、いつもの寝床以外で寝ていたり、横になって寝ている場合は、残念ながら永眠の可能性が高いです。

冬眠している場合は、ハムスターをよくよく観察していると、浅く呼吸をしていることが確認できます。

1分に2回ほどで、体は冷えて硬くなっているものの、死後硬直までは硬くなりません。

一度でもハムを見送ったことがあると、硬さの違いに気づくことができるかと…。

冬眠なのか、それとも永眠なのか判断するのが難しいときは、とりあえず温めて様子をみてみましょう。

それでもわからないなら、獣医さんに診てもらうのが確実です。

ハムスターが冬眠したときの起こし方

一気に温めると、心臓に負担がかかってしまいます。

部屋の暖房をつけ、ハムスターを手で包むか(手が冷えているならNG)、タオルにくるんでその上からホッカイロをあてて温めてあげると、ゆっくりと体の硬さが解けていきます。

私もハムを冬眠させてしまったことがあるのですが、死後硬直とは違う硬さだったので(でも、確信はないので不安でしたが)、手で包んで温めていたら、体の硬さがほぐれ、ゆっくりと手足を動かし始めてくれました(ノ_<)

疑似冬眠とは言うものの、実際のところは凍死寸前の状態。

冬眠から覚めたハムスターには、はちみつや砂糖を溶かしたぬるま湯を飲ませ、体力を回復させてあげましょう。

ハムスターの冬眠対策は?

ストレスフルな環境でなく、しっかり餌やりをしているのであれば、冬眠対策=寒さ対策と考えてよいでしょう。

昼間だけでなく、夜間も室温が18度以上になるようにします。(20度以下にならないようにするのが理想です。)

それが難しければ、ハムスターのケージや寝床を冷やさない工夫が必要です。

▶︎部屋の窓際にケージを置かない・床から高いところに置く

▶︎大きなダンボールで覆い、その上から毛布をかぶせる。
空気の通り道を確保するために、ダンボールには穴をあけ、毛布は完全に覆わないように隙間を作る。

▶︎ハムスター用のヒーターを使う

▶︎床材を多めに敷くetc…

まとめ

冬本番になる前の秋頃でも、夜中は意外と寒くなることがあります。

天気予報で最低気温をチェックして、早めの冬眠対策を心がけましょう。

小さくても、大切な命。

冬も快適に過ごせるような環境を作ってあげたいですね。

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