インフルエンザと風邪の違い

どうも風邪っぽいけど、時期的にもしかしてインフルエンザかも?

病院に行けばインフルエンザかどうかがわかるとはいえ、その病院に行く時間がなかなか取れなかったり…。

インフルエンザと普通の風邪には、症状に何か違いはあるのでしょうか。

インフルエンザと風邪の症状の違いは?

インフルエンザに罹ったときのよくある症状としては、

→突然38度以上の高熱が出る。39〜40度に達することも。

→悪寒、体の怠さ、節々や筋肉の痛みが普通の風邪より激しい

→激しい頭痛・咳・鼻水

→食欲がない

→目の充血や痛み 等々

ただ、熱がほとんど出ず、ただの風邪とそう変わらずに治っていく場合もあります。

高熱が出る前に、咳や倦怠感などの普通の風邪のような症状が出ることも。

だからこそ、普通の風邪との区別がつきにくいんですよね(;^_^A

咳が出るのと発熱が同時に起こったらインフルエンザにかかった可能性がある、という見方もありますので、参考にしてみてくださいね。

風邪とインフルエンザの違いは鼻水でわかる!?

鼻水がサラサラしていなくて、黄色や緑に濁っているとインフルエンザ、と言われたりもしますが、サラサラした鼻水が出続ける人もいるので、鼻水の状態だけでは、判断は難しいといえます。

ただ、普通の風邪をひいたときは鼻水が初期から出始め、インフルエンザ発症時の鼻水は後期症状として現れることが多くあるので、ひとつの目安にしてもよいでしょう(もちろん、例外はあります)。

ちなみに、鼻水が黄色や緑になるのは、主にウイルスと戦ったあとの白血球の死骸が含まれているため。

戦った後=もう少しで風邪が治る
とは限らないので、まだまだ安静にして過ごす必要があります。

透明でサラサラな鼻水が出るのは、鼻の粘膜にウイルスがついているのを排除しようと、頑張っている状態です。

風邪とインフルエンザの薬の違いは?

 インフルエンザを発症して病院にかかると、タミフル・リレンザ・イナビルなどの「抗インフルエンザ薬」が処方されるのが一般的です。

これらはインフルエンザウイルスの増殖を抑える薬であって、殺す薬ではありません。

ウイルスを死滅させる薬じゃないなら、家にある風邪薬でも飲んでおこうかな〜

なんて思われる人もいるかもしれませんが、抗インフルエンザ薬を使ったほうが症状が軽くなるのが早い傾向にあります。

市販の風邪薬でも、咳や鼻水などを一時的に和らげることはできるかもしれませんが、症状がひどい場合は、飲んでもまったく効果を感じられないことがあります。

病院を受診して薬を処方してもらった方が安心です。

まとめ

感染力の強さと重症化する危険性があるために普通の風邪とは別の呼び名をつけられているだけで、インフルエンザも風邪の一種。

だからこそ、症状だけで判断するのは難しいのです。

インフルエンザの流行時期は、1月〜3月で、2月がピークになることが多いです。早い年では、12月下旬から流行り出すことも。

風邪かな、インフルエンザかな…なんて思っているうちに重症化したり、感染が拡がったりすることもあるので、流行時期はとくに気をつけるようにしたいですね。

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