子連れでの潮干狩りの持ち物

家族でのレジャーに人気の潮干狩り。子連れで楽しむときは、どんな持ちものがあると便利なのでしょうか。
服装や靴についてもあわせてお伝えします。

潮干狩りの持ち物 子連れの時はこれがあれば大丈夫!

***熊手
熊手は必須アイテムです。熊手がないとアサリとるのは大変。
玄人さんだと、砂を深く掘る用の大クマデと、貝をとる用の小クマデを使い分けたりもします。

熊手はホームセンターや、セリアやダイソーなどの百円ショップで売っています。(百円ではないこともありますが)

熊手に網が付いている「忍者熊手」は貝がたくさん取れるのですが、禁止している潮干狩り場もあるので要注意。

小さな子供がクマデを扱うのは危なっかしいので、お砂場セットのスコップ、またはプラスチックのクマデを持たせてあげましょう。

***バケツ
貝をとるための道具や、とった貝を入れて持ち歩きます。

***クーラーボックス

貝を持ち帰るのに使います。
発泡スチロールの物でもOK。100円ショップで売っているものでも使えます。発泡スチロールの保冷箱や保冷材は、潮干狩り場でも販売していることがあります。

クーラーボックスの中に発泡スチロールを入れて使うと、後処理が楽ちん。

家に帰るまでに時間が掛かるのであれば、水替え用の水と、保冷材があれば安心。貝の量が多ければ多いほど水が汚れやすくなります。

水が汚れすぎたり、温まりすぎたりすると死んでしまう貝も出てくるので注意です。
休憩用のイスとしての使い道もできます。

***ネット
貝の入れ物はネット、もしくはバケツです。ネットは玉葱やミカン等が入っているものを使うと経済的。

口を縛ってネットに入れたまま洗えば楽ちんです。

持ち帰ることができる貝の重さが決められている潮干狩り場では、少しでも砂や泥がついていないほうがたくさん貝を持って帰ることができます。

***軍手
回を拾うときに貝殻で手を怪我しないために。ゴム手袋でもOK。薄手のゴム手袋に軍手を重ねるのが最強。

***空のペットボトル
海水を入れて持ち帰り、貝の砂を吐かせるのに使います。塩水は家でも作ることができますが、海と同じ塩分濃度の水を作るのはなかなか大変。

水道水に塩ではなかなか砂を吐かないこともあります。

海水が出てくる水道か、海から直接海水をくんで持ち帰りましょう。貝1kgに対して海水2リットルほどを目安に持ち帰ればOK。

***飲み物が入ったペットボトル
暑い時期には、凍らせておくと常に冷たいものが飲めます。保冷材代わりにもなって便利。暑い時期の潮干狩りには、熱中症対策にスポーツドリンクがおすすめ。

***救急セット
手や足を切った時の消毒薬やバンソウコウを用意しておきましょう。
砂浜はガラス片、貝殻、大き目の砂など、ケガの元となるものがいろいろ落ちています。

怪我をしないように気を付けていても、大人でも切ることがあります。

***ティッシュ
できればボックスティッシュを持っていくのがベスト。かさばるのが嫌なときは、ポケットティッシュをたくさん持っていきましょう。

***タオル
首に巻く用のタオル、足を洗った後用、子どもが転んで濡れた時用など、複数枚あると安心。
用途に合わせて大きめ・小さめサイズを持っていきましょう。

***虫よけ
季節によっては蚊が多いので、虫除けを用意しておきましょう。

***おかし・おもちゃ
子どもが潮干狩りに飽きてきたときに。砂型や、砂場で遊べる車のおもちゃがあると良いかもしれません。最初から出さずに、飽きてきたら出すのがポイントです。

***ビニール袋
濡れた・汚れた服を入れるなど、あれば何かと便利です。

***レジャーシート
靴や靴下を履き替えるときに使います。

あると便利なもの

***テント
長い時間潮干狩りを楽しむならば、テントがあると便利。
着替えたり、ご飯を食べたり、日よけに使ったり。
ワンタッチタイプが設置も折り畳みも楽にできます。

***折り畳みいす・三脚椅子
長い時間しゃがんだ体勢をとっていると、けっこう腰にきます。

あまり高さのない、小さな折り畳み椅子があると座ったまま砂を掘ることができます。

***ザル
貝を海水で洗ったり、貝を選別するのに使います。

***そり
雪遊びのソリを持っていくと、荷物を引きずって歩くことができます。
荷物と一緒に遊び疲れた子どもも運べます(笑)
引きずりやすいように、ソリの紐は長めに調節しておきましょう。

***真水の入ったペットボトル
貝を持ち帰るとき、真水で洗うと貝の表面についている汚れや菌を洗い流すことができます。
真水に長時間浸すのはNGですが、洗い流す程度なら大丈夫。

潮干狩り場にも水道はありますが、混雑していると水場が混むので、時間短縮のために真水の入ったペットボトルを持っていくと便利です。

折りたたみ式のウォータータンクがあるとより使い勝手が良いです。

潮干狩りに行くときの子供の服装は?

水着を下着代わりにすると、濡れてしまっても大丈夫。水着の上には、汚れてもいい長袖Tシャツを着せると日焼け、紫外線対策になります。

曇りの日でも、帽子は忘れずに。つばの広い帽子、もしくはパーカーの帽子をかぶって首の後ろの日焼けにも注意しましょう。風で飛ばされないように、帽子にあご紐があると安心です。

目からの紫外線対策のために、サングラスがあるとベター。

風がある日は、濡れるととても寒くなることがあります。雨合羽を着せておくと寒さ対策に。合羽を着ても砂まみれ、泥まみれになるとは思いますが、あくまでも風を通さないようにするための合羽です。

ラッシュガードも日よけ、風よけになって良いのですが、濡れると意外と寒いのが難点。真夏だと良いのですが、気温がそこまで高くなく、風の強い日はラッシュを脱がないと風邪をひきかねません。

全身濡れてしまう可能性がある子は、雨合羽の方が良いかもしれません。

また、潮干狩りに夢中になっていると、心配なのが迷子。遠くからでも目立つような色の服を選びましょう。

着替えは多めに用意しておくに越したことはありません。濡れると寒く感じるので、体が冷えないよう、着替えの中にはあたたかい服も用意しておきましょう。

潮干狩りに行くときの子供の靴は?

子供の足元については、ビーチサンダル派、運動靴派、靴下派、長靴派、珍しいところでは足袋派などいろいろです。

ビーチサンダル
水や砂が入ってもへっちゃらなのがサンダルのメリット。簡単に脱げないように、かかとがあり、マジックテープで足に固定できるタイプがおすすめ。

長靴派
水の深さが無い岩場などで活躍。足を守ってくれるので、怪我の心配が少ないのがいいところ。靴擦れしないように中に靴下を履きます。やや歩きづらいのが難点。

運動靴派
汚れても構わないものを履かせます。濡れると不快感があるものの、靴が脱げる心配は無し。

靴下派
水中で有効なのが靴下。足の感覚を頼りに貝を探し当てることができます。怪我をしないように、靴下を2枚重ねて履く人もいます。

個人的には、小さな子供には怪我の心配が少ない長靴がおすすめ。大人と同じように、ある程度潮干狩りに集中できるくらいの子(その子によりますが、目安として小学生〜くらい)はサンダルや靴下が良いと考えます。

経験で言うと、大人や小さい子は長靴、小学生以上くらいの子はサンダルが多いかな、という印象です。

子連れ潮干狩りまとめ

お子さんが小さいと、泥まみれになると思っておいて良いかもしれません(;^_^A

少なくとも尻餅をついてお尻を濡らすことは想像できるので、着替えやタオルは多めに持って行きましょう。

車が砂まみれにならないように、ゴミ袋を敷いたり、防水・防汚カバーでガードすることもお忘れなく♪

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