年少さんの頃と比べると、風邪をひくことが少なくなったな~♪
と油断していたら、5歳年中さんの娘が嘔吐、発熱、発疹!
娘の熱が下がってヤレヤレ・・・と安心したところに
2歳になりたての息子も嘔吐、発熱&発疹!Σ(゚д゚lll)
娘の熱が出たときはただの夏風邪と思っていたら、2人とも手足口病だったのです・・・。
この記事では、5歳娘の手足口病の経過を、写真つきでお伝えします。
手足口病で発熱・40度の熱が出ました
幼稚園から帰ってきてから、様子がおかしい娘。
いつも、園から帰ってきてからしばらくは機嫌が悪いことが多いのですが
(自分が園に通っている間、私と息子が2人きりでいることにヤキモチをやいている?)
その日はとくに機嫌が悪く、なかなか制服から着替えようとしません
部屋を涼しくしているのに「暑い」というので、何気なく首筋を触ってみると・・・
熱い!!
あきらかに「熱がある」とわかるアツさです。
体温計ではかってみると、40度ちょっと(;´Д`)
給食はしっかりたべてきたとのことで、13時~14時の間に熱が上がり、具合が悪くなりだしたようです。
病院に行こうか迷いましたが、咳や鼻水などほかの症状が出ていないので、以前、病院でもらった解熱剤を飲ませて様子を見ることにしました。
手足口病で嘔吐
18時ちかく、娘がゴホゴホむせ出しました。
咳かと思ったら、ほどなくゲロリン。
20時ごろにも1度嘔吐。
吐いたのは2回だけでしたが、病院につれていっておけばよかったかな~と少し後悔・・・
(結果的に手足口病だったので、病院に行かなくてもよかったといえばよかったのですが。
このときは風邪とばかり思っていました。)
食欲がないとのことだったので、夕飯は抜き、水分はなるべく摂らせるようにしました。
夜中も熱のためかうなされていたので、この日2回目の解熱剤を飲ませました。
(1回目が15時過ぎ、2回目は11時過ぎ)
病院での最初の診断は夏風邪
翌日、息子を母に預けてから病院へ。
すでに嘔吐はおさまり、朝の時点では38度だった熱も病院で測ると37.1度に下がっていました。
喉は少し赤くなっているとのことでしたが、「夏風邪でしょう」との診断。
熱が下がりきらなかったり、発疹が出たりしたら再受診するように言われました。
発疹?
そういえば、昨日から腕にケガ?のような、虫刺されのような、ブツっとしたものが腕にできていたなあ・・・
少し血が出ていて、大したことはないのですが娘が気にするので、絆創膏を貼っていたのです。
念のため、その絆創膏をはがして先生に見せたのですが、
「これは違いそうだなぁ」
とのこと。
実際は手足口病の発疹だったのですが、本当に片腕に1つブツっとしたものがあるだけだったので、小児科の先生でも判断がつかなかったのだと思います。
この日は、抗生物質と解熱剤をもらって帰りました。
発症3日目から発疹が体に広がる~腕・足の甲・足の裏
1日目:午後から発熱・嘔吐2回
2日目:早朝38度、午前中のうちに解熱
で、症状が出始めて3日目の水曜日。
念のため園を休んでいた娘。
お昼ごはんを食べ終わったくらいの時間に、「足の裏がかゆい」と言い出しました。
よく見たら、足の甲や足の裏にところどころ発疹が!
体に発疹がでる病気は初めてなので、「足の裏に発疹が出るって何??」と思いつつ、
発疹がでたら受診!
と先生に言われたとおり、病院へ向かいました。
(育児雑誌などで「手足口病」という病気のことは目にしていたはずなんですが、すぐ忘れてしまうのです(´-∀-`;))
今回は息子も病院へ連れて行きました。
風邪をひきやすい息子。
病院で病気をもらってこないか心配だな~
なんて思っていたのですが、このとき、息子はすでに手足口病を発症していたのです!!
発疹は出ていなかったのですが、お姉ちゃんと同じで、まず「発熱」からはじまったのでした・・・。
(息子の手足口病の経過はまた後日。)
手足口病と診断されました。薬は?
受付の看護師さんに発疹が出たことを伝えると、看護師さんが娘のお腹や背中をチェックしはじめました。
(他の子にうつりやすい発疹かどうかを見ている?)
問題がないと判断されたようで、いつもの、他の子供もいる待合室で名前を呼ばれるのを待ちました。
「数は少ないんですけど、腕と足の甲、足の裏にブツブツがあって痒がっています。」
と私が伝えると、先生は無言で娘の腕、手の甲のあたり、足の甲、足の裏をチェック。
最後に、口の中もチェック。
(娘は幸い、口の中には水疱ができませんでした。)
そして、手足口病と診断されました。
- 前日に処方された抗生剤はもう飲まなくて良い
- 手足口病にとくに薬はない
- 発疹が出ていても登園できる(明日にでも登園OK)
- 1週間程度で発疹は消える
とのことで、受付では来院したときに提出した診察券だけを受け取って帰りました。
場合によっては、かゆみ止め・痛み止めなどを出されることもあるようです。
あまりに子供がかゆがる・痛がる場合は、あせもの薬やおむつかぶれ用の市販薬を使って対処することもできますが、病院で相談するのが安心です。
また、小児科では登園OKと言われても、園によってはNGな場合も。
発疹が消えるまでは登園できないところもあると聞きます。
お子さんが通っている園に確認するのが確実です。
手足口病~こどもの発疹の写真
娘の手足口病の発疹・水疱は、
ひじのあたり、手の甲・ひざ・足の甲・足の裏・手の甲に多く見られました。
治るまで乾いたり、湿ったりを繰り返していました。
手のひら・首の後ろにも発疹が出ました。
足の裏の発疹がいちばん辛そうでした。
歩くときに気になるようで、ときどき痛い・かゆいと言ってグズっていました。
ですが、嘔吐がおさまり、熱が下がってからは基本的に元気そうにしていました。
息子と比べると、娘は発疹の数が少なくてすみました。
手足口病~さいごに
手足口病にかかったからといって、必ず嘔吐・発熱があるわけではありません。
熱が出るのは、手足口病にかかったひとの3分の1ほどとのこと。
娘の発熱に気づいた時、ちょうど手足口病が流行しているというニュースがやっていました。
手足口病についてネットで調べてみると、
- 熱が出るのは3分の1
- 高熱になることは少ない
と説明されているサイトを多く目にしたので、まさか娘が手足口病に感染・発症しているとは少しも思いませんでした(;^_^A
後日、改めて調べてみたところ、近年みられるようになったコクサッキーウイルスA6型(CA6)による手足口病では、39℃以上の発熱があることも珍しくないのだとか。
娘がこのウイルスに感染していたのかはわかりませんが、手足口病にもいろいろあるんですねえ・・・。
手足口病は安静にしていれば治る病気といわれていますが、
- 発熱がつづく
- ぐったりしている
- 口の中を痛がって水分がとれない
- 夜、眠れないほど痛がる
などの症状があるときは、迷わず病院を受診しましょう。
娘よりも大変だったのが、2歳になったばかりの息子。
発疹が完全になくなったのは、娘も息子も発疹発生から約2週間くらいでした。